初めてなら必読!重機の買取はどうやる?相場や業者の選び方も解説

「使わなくなった重機を買い取ってもらいたい」「動かなくなってしまったので売れないのでは?」などと、重機に関してさまざまなお悩みがあると思います。
重機の買取には業者に依頼をするのが一番ですが、初めて買取をしてもらう場合は戸惑うことばかりで、困ってしまうかもしれません。こちらの記事では、重機の買取相場や買取業者の選び方、少しでも高く買い取ってもらうコツを紹介していきます。初めての重機買取で失敗しないためにも、ぜひ最後までお付き合いください。

1. 重機の買取相場はどれぐらい?

一口に重機といってもさまざまな種類があり、買取価格にもそれぞれの相場があります。

知らないでいると安く買われてしまう可能性があるので、参考までに代表的な重機の買取相場を4つご紹介します。

1-1. ブルドーザー

ほとんどの重機にはサイズがあり、基本的に大型になるほど買取相場も高くなっていきます。程度や年式(型式)などでも変わってくるので、あくまでも目安程度に考えておきましょう。ブルドーザーの場合、15t未満で50~800万円、15t以上で300~1,800万円が相場です。

1-2. ユンボ・油圧ショベル

ユンボ・油圧ショベルの場合、6t未満で10~450万円、6t以上で100~2,500万円が相場となっています。
仮に故障していて動かなくても買い取ってもらえる可能性があるので、一度は査定に出してみましょう。

1-3. ロードローラー

ロードローラーの場合、15t未満で100~700万円、15t以上で300~1,200万円が買取相場です。
海外では日本製ロードローラーの人気が高いので、買取業者が海外に販路を持っていると高額査定の期待が上がります。

1-4. フォークリフト

フォークリフトの場合、3.9t以下で10~150万円、4t以上で100~400万円が買取相場です。
稼働時間や年式によって買取価格が下がるので、売りたいと思っているなら早く査定に出すのがいいでしょう。
故障していて修理が必要な状態でも、販路や処分方法が豊富なので買取してもらえる可能性は高いといえます。

2. 重機の買取業者の選び方

重機を買い取ってもらう方法は、ディーラーに下取りしてもらったり、売買サイトを利用したりとさまざまな手段があります。おすすめなのが買取業者を利用した方法ですが、どこでもいいわけではありません。

ここでは、買取業者の選び方で失敗しないためのポイント4つを紹介していきます。

2-1. 販売ルートが多い

重機を買い取った業者の多くが修理や塗装をし直し、その重機を再び販売します。しかし自動車と違って特殊なものなので、販売ルートの多さが重要です。国内はもちろん海外にも販売ルートを持ち合わせていると、買い手が見つかりやすくなるので高価買取に期待が持てます。

2-2. 買取の実績

重機の取り扱いや買取実績が少ない業者の場合、査定に出した重機に正しい金額がつけられるのか疑問です。本当の価値を知らずに他社よりも安い金額で買い取られ、損をする可能性も考えられます。過去にどれだけの買取実績があるのかをサイトでチェックをしておくことで、信頼して査定依頼を任せられるでしょう。

2-3. 業者の対応

いくら販売ルートが多く実績が十分な買取業者でも、対応によっては避けなければなりません。上記以外にも、重機の知識は豊富か、査定に対して説明が詳細かつ適切なものか、電話やメールの返信は迅速で適切かどうか、などがあげられます。
1円でも高く売りたい気持ちは分かりますが、悪徳業者にあたることを防ぐための対策なので、細かい点も確認をするように心がけましょう。

2-4. サポートの良さ

買取をお願いする際に、たくさんの手続きが必要になってきます。はじめての買取の場合は分からないことも多いので、書類をそろえたり作成したりするのは大変です。サポートが良い業者だとそれらを代行しておこなってくれるので、手間がかからず書類の不備が起こる可能性も低いのでおすすめです。

3. 重機の買取額をあげるコツとは?

重機を買い取ってもらう際に最も気になるのが「買取金額」です。

せっかく売るのなら1円でも高く買い取ってもらえたほうが嬉しい人がほとんどだと思います。

最後に、買取額を少しでもあげるコツを3つ紹介します。

3-1. 買取の時期

重機の買取相場は時期が重要で、種類によって異なってきます。たとえば配送業は繁忙期となる年末に向けてトラックが必要となるので、10月~12月頃の買取依頼は高額査定になりやすいのです。重機全体でいうなら、2月~3月が最もおすすめといえます。4月に入ると自動車税がかかってくるので、余計な支払いを避けるために買取の動きが活発になるので、高価買取の期待が高まります。

3-2. 付属品(アタッチメント)

重機を長年利用していると、多くの付属品(アタッチメント)があると思います。その場合は一緒に買い取ってもらうと高価買取の期待大です。ただし、砂や泥などの汚れがついていると査定の際にマイナスイメージとなり、逆に減額される可能性があります。傷は仕方がないですが汚れは落とせるものなので、事前にきれいにしておくといいでしょう。

3-3. 修理は厳禁

修理をすれば高価買取をしてもらえるかもしれませんが、ほとんどは修理費のほうが高くついてしまいます。故障をしていても買取はしてもらえることが多いので、故障や傷があることをしっかり伝えるほうが、査定の心象もよくなります。

4. まとめ

重機ごとに決まった買取相場があり、基本的にサイズが大きくなると買取価格も高くなっています。故障車でも買取可能なので、一度は査定に出してみましょう。買取業者はどこでもいいわけではなく、実績や対応の良さ、販売ルートの多さなどで判断することが大切です。その際に高く買い取ってもらうコツもあるので、高額買取も夢ではありません。
「サンユープロジェクト株式会社」では重機だけでなく不動産や医療理化学などの、専門知識が必要なものの買取も取り扱っています。全国どこでも無料で査定に伺いますので、重機の買取でお困りでしたらぜひご相談ください。